保育士からのお願い!!保育園で気を付けてもらいたいこと

コンシェルジュ

集団と言う保育園の場だから気をつけてほしい

今回は現役保育士としてママ・パパに保育園に預ける以上ここだけは気をつけてほしいという事をお願いも含めてお話したいと思います。保育園には様々なご家庭の親子がいます。保育園や保育士は、すべての保護者に答えなければなりません。その為には、今回いろんな親子を知っていただき、気をつけないといけないと少しでも持ってもらえたらと思いお話していきたいと思います。

保育園での飲食は厳重注意でお願いします

感染症の疑いがある時はお休みしてください

保育園での飲食・食品の持ち込みはやめてください。

以前に比べて保育園での飲食は厳守になっています。これは本当に命に関わることで、気にしているママ・パパにとっては大変神経を使うところです。私の経験でも大変なことが起きたことがありますのでお話したいと思います。

ある日の朝、いつもげんきなA君(1歳)が登園してきました。A君はよだれが多い子どもでもあり、いつも涎掛けをつけていました。その日も涎掛けをつけ、元気に遊んでいました。そこに、Bちゃんが登園してきました。A君はBちゃんのことが大好きで、その日もBちゃんもみるなり「Bちゃん!!きた!」と大喜びでした。そして、Bちゃんに抱きつきBちゃんもA君を受け入れていました。その光景から30分後、Bちゃんの様子に変化が起きました。目をこすったり、首をこすったり顔も赤くなってきました。アレルギー反応です。

Bちゃんは卵アレルギーを持っていました。園では卵は全除去で、お友達とも少し離れたところで給食を食べています。もちろん、この時もBちゃんは卵は食べていません。お家でも食べていません。この時のアレルゲンは、A君の涎掛けについていた卵だったんです。A君はその日の朝お家で卵かけご飯を食べていました。その際も涎掛けをして食べ、おそらく食べているときについたか、口を涎掛けで拭いたりしてついたのでしょう。それが、Bちゃんに抱きついたときBちゃんにつき、アレルギー反応が出てしまったのです。

このように、アレルギーを持つ子どもは現在多くなっております。保育園では小麦アレルギーがいるために小麦粉粘土を禁止したり、食事の提供も最善の注意を図っています。それでも、今回のように他のママパパの理解と協力がないと起きてしまいます。アレルギーは子どもによっては死に至ることもある危険なものです。

是非今回の話を聞いて、登園する際は食べ物が口に入っていないか、口の周りや衣服についていないか確認いただけたら本当にありがたいです。

保育園には強いアレルギーを持つお子さんもいます。
登園の際は、口の中はもちろん口周りや洋服にも食品がついていないか確認していただきたいです。

感染症は出来るだけ休んでほしい

感染症の中でも胃腸炎に関しては特にお願いしたいのが、受診と欠席です。様々な感染症に関しても当てはまる事ではありますが、胃腸炎は特に嘔吐や下痢などの症状が強く、子どもは吐き気やもよおしてもトイレに駆け込んだりする事は出来ず、どこでも下痢や嘔吐が起きます。特に胃腸炎は飛沫ですぐに感染することもあり、初期対応が肝心になります。ここでも私の経験を話していきたいと思います。

ある日の給食の時、その園では全学年がホールに集まりそれぞれ食事を楽しんでいました。その時4歳のAちゃんが食事中に突然嘔吐しました。その瞬間同じテーブルで食事をしていた保育士が、すぐに嘔吐したことをほかの職員に伝えて、ひとりの保育者が嘔吐が起きた時の嘔吐セットを急いで取りに行き、すぐに嘔吐したところに新聞紙をかけます。その対応と同時にほかの職員はホールにいた子どもを全員ホールの外に誘導し、他の保育士もホールの喚起をしていきます。嘔吐セットを持ってきた職員と嘔吐をした子どもだけがホールに残り、嘔吐したところの消毒を開始し、子どもの着替えなどを進めていきます。消毒も30分ほどするのでその間は誰もホールには入れません。保育士も全身着替えます。こんなにたくさんの対応をしなければならないのです。

その際も、その後数名の感染がありましたがまだ数名で済みました。系列園では似たような状況で20名以上の感染になり新聞にも載ってしまい園長が退任となりました。

感染力の強いものは本当に初期対応が肝心ですが、それには本当にたくさんの大変な作業があります。私も子どもを抱っこしていてエプロンに嘔吐されたことは数知れず、その後感染したこともありますし大丈夫だった時もあります。嘔吐下痢は、子どもの体力の消耗も多く、集団感染のリスクがとても高いです。是非感染症、特に胃腸炎などは出来る限り症状がある場合は無理せず受診・欠席をいただけるとありがたいです。

感染症の症状当疑いがある場合は受診欠席をお願いします。

胃腸炎などの嘔吐や下痢の症状か子どもがコントロールできないものであり、感染力も高いので是非自粛をお願いします。

保育園だから気をつけてほしい

保育士も、保育園に通う子どものママパパは全員がお仕事に行き日々大変なことは理解しています。しかし、私たちは登園した時の元気な姿のまま、元気に降園させることが一番になります。また、沢山の命を預かっています。その為に沢山の対策を考え実施していますが、それらには園に通うママパパ全員の協力が必須になります。

子どもの命に関わることはすぐにニュースになったり、その後の園の経営にも影響することもあります。預け先がなくなることは大事件だと思います。是非、日頃からできる範囲での協力をお願いします。

今回の話を聞いて是非、大変なこともあるとは思いますが、すべてのママ・パパが子どものためと知って気をつけてもらえたら嬉しいです。