保育園での気になる子との関わり

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園での気になる子との関わりは多種多様で意外と悩みの為

「気になる子」と言う言葉はここ数年でかなり聞くようになりました。初めのうちは私も「障害がある子」と言う言葉に敏感だった保護者の方には「気になる子」と言う言葉のがまだ受け入れるハードルは低くなり良い言葉のように感じていました。しかし、最近はちょっと気になる子がいると「気になる子だよね」と保育者が多用している為少々不安も出てきました。

ここでは、保育園や幼稚園などでの「気になる子との関わり」を今まで私が働いてきた園の事例でお話していきたいと思います。しかし、「気になる子」のかかわり方は本当に園によって又は行政によって異なるのであくまでも参考にしていただければと思います。

園での「気になる子」の支援は、集団生活の支援
園の先生で「気になる子」の専門知識がある先生は少なく
発達の支援は専門機関が担当

園では集団生活の援助がメイン!

保育園や幼稚園などは集団生活の場です。そこで保育園での援助は集団生活において「気になる子」を援助することが大切になってきます。よって、個々の言葉や運動面や気になる行動などは園での援助に含まれません。しかし、どうしても対処しないと集団で生活できない場合は、援助も入ってきますが、メインは集団生活です。

例えば、園では朝の会や体操の時間やご飯の時間、お昼寝の時間など様々な時間があります。それらの生活の流れについて行けない場合は、援助が入ってきます。

こういった援助が必要な場合は、多くの園でパートさんなどの職員をクラス配置の先生に追加してつけている園がほとんどです。これは「気になる子」と言われているお子さんの特徴でもあります。これが「障害児」と言う認定を受けている子どもになると行政に申請して援助金や正規の職員をつけれる加配保育者と言う職員を置くことが出来ます。

園では集団生活の援助がメインで、
個々の発達支援は対象ではない。
必要であれば、パートを含めプラスの職員をつけて援助することが多い。

園に来る巡回訪問

園には行政の支援機関から定期的に巡回があります。
これは園で「気になる子」についてみてもらう機会でもあったり、簡単な集団支援の方法を相談をする機会でもあります。ここでは、子どもの姿を見てもらい専門家の見方も加えてその子どもについて支援や関わり方を検討していきます。

行政によっては、これを機会に園から行政の支援施設に行くことを保護者に進めるように言われることもあります。一方で園は園で、支援施設に促すことは話題にならないこともあります。園・家庭・行政が連携している地域もあれば別々の関わりをしていることもあることを知っておいてください。

園には定期的に行政から気になる子などの巡回がある。
巡回は、園での「気になる子」について専門的な目で見てもらったり、「気になる子」との関わりを相談したりする機会です。

保育者の発達支援に関わる知識は特別知識

園にいる保育者で「気になる子」との関わりに詳しい保育者はどんどん減っています。私立では「気になる子」は入園の際に受け入れない園もあります。一方でどんな子どもでも入れる保育園の先生は日々忙しく研修などもあまりない為「気になる子」について学んでいる先生は少ないです。

そこで、家庭でも気になることがあったり、園の先生に気になることを言われたら、是非行政の機関に行ってみて下さい。行政の機関では、初めに母面談などをしたうえで、子どもの姿を見てもらい、専門家の意見をお伝えしてくれます。現在、多くの行政の支援機関は混雑している為、「気になる子」の面があってもアドバイスなどで終わる事が多いです。通所などをする子どももいますが、その際も「気になる子」と言う感覚で、「障害児」ではありません。是非モヤモヤしていることがあったら、行政の保健課などに連絡してみてください。

園での「気になる子」に対する専門知識を持っている先生は少ない。
その為、家庭でも気になることがあったり、園から気になることを言われたら、専門の先生に診てもらうのが一番。

「気になる子」は気になった時に専門家に診てもらう

Makanaは、大学で障害児教育も学び、複数の園で「気になる子」や「障害児」の子どもと関わってきました。そこで、私が先生として思う事は、「子どものために・生きやすいために」と言う事が大前提だと言う事です。
その為には、気になったらその時に専門家に診てもらう事が一番だと思います。

よく「障害児だったらどうしよう」と心配になる保護者の方がいますが、障害も含めてその子どもの特性は早めに知ることが一番です。特性を知ることで、大人になるまでに沢山の援助をすることが出来ます。

例として、2歳児で「気になる子」と言われ、施設に月1回程度通所していた子どもがいました。その子どもは早期に特性を知ることが出来たため、それに合った方法を行う事で5歳には通所がなくなり、小学校も通常学級で元気に生活しています。

このようにちょっとした気になる事でも、その子どもの特性になっている事であれば、それに早く気づきデメリットがあれば早期支援をしていくことが何よりもその子どもの今後の「生きやすさ」に繋がっていきます。是非、気になる事があれば専門家に診てもらいましょう。

園では「気になる子」の判断は曖昧なところもある。
その為、気になった時に専門家に診てもらい、特性を早期発見早期支援し、お子さんの「生きやすい生活」につなげていきましょう。

Makanaの支援

Makanaでも、現在コメントやメッセージなどで相談を受けることがあります。私も経験を生かして、子どもの姿を見させていただきアドバイスすることもしています。行政機関はまだ不安だけど気になることがあればぜひご連絡ください。