子どもの足について!成長過程を知って、外反母趾などの足トラブルを防ぐ!

からだ王国

赤ちゃんの足はどんどん大きくなる!成長過程を知ってこそ、足トラブルは防げる。

保育園でも足のトラブルは見落としやすいですが、足は日々繰り返しちょっとずつトラブルが重なることで、骨格の変形になったり、バランスの変化によって怪我が増えたり大きなトラブルに繋がっていきます。今日は、子どもの足の成長についてお話しながら、予防法などをお話していきます。

子どもの足の大きさは、3歳まで3か月に5㎜も成長する!
子どもの足の骨は、軟骨と言う柔らかい状態ゆえに、
様々な変化へて次第に硬い骨になり形が決まる!

赤ちゃんの足の特徴から子どもの足の発達を見てみよう!

子どもの足の特徴と足の骨の変化、そしてどれくらいのペースで大きくなっていくのかお話していきます

赤ちゃんの足の特徴

①赤ちゃんの足はとても柔らかい!
赤ちゃんの足は骨の配列は大人と同様ですが、実はやわらかい軟骨状態の骨で出来ています。これは、成長にしたがってカルシウムが蓄積され、硬い大人のような骨へと成長していきます。

②足幅が広い!
赤ちゃんの足は、もっとも足幅が広い状態になります。これは脂肪い状態であり、次第に余分な脂肪が取れて細くなり、それに伴って筋肉がつき、大人の足へ成長していきます。

③赤ちゃんの足につちふまずはない!
生まれてすぐの赤ちゃんの足には、つちふまずがありません。3歳頃からつちふまずが出来てきます。つちふまずは、全身を支えて弾みをつけてジャンプをしたり、衝撃を和らげるのにとても重要な部分になります。

④アーチの少ないペタッとした足。
足のアーチと言われる屈曲もう割れた赤ちゃんにはほとんどなく、床にペタっとつくような足になっています。次第に地面をつかむように指を踏ん張ることによって、少しずつ形成されます。

月齢と共に見る足の変化

①0~1歳は準備期間!0脚からP脚に!
赤ちゃんは、1歳になるまでにもの凄い勢いで運動行動が発達します。寝ていた赤ちゃんが、一人で座り、ハイハイをして、つかまり立ちとしていきます。1歳前後には、物につたわって歩くなど、徐々に移動をする運動行動も獲得していきます。特にハイハイは、まっすぐ直立な姿勢とバランスを保つこと以外においては、歩行に必要なすべての要素を使っているといわれています。手足だけでなく腰、お腹、背中の筋肉も使い、歩き始める重要な準備の役割を担っています。足のバランスも0脚からP脚、まっすぐになっていきます。

②1歳の靴デビューから走り出す3歳までは、裸足感覚!P脚からX脚に!
よちよち歩きでも一人で歩き始めたら、外を歩きたがるようになってきます。そうすると靴が必要になってきます。2歳くらいまでは大人とはまったく違い、着地した際に、足全体が地面につくような歩き方をしています。大人は、かかとから前足部への重心移動をして歩いています。2歳から3歳にかけてかかとから着地するようになりますが、かかとでの着地はまだ未熟ですし、未熟にもかかわらず、ゆっくりながらも走り始めます。よって、裸足と変わらないような感覚が大切になってきます。そして、未熟なかかとしっかりと守ることも大切になります。足のバランスは、内側へと傾くP脚からX脚になります。

③3歳からは沢山歩いては7歳までにアーチを作る!X脚からP脚に!
一番活発にいろんな動きが楽しめる時期に入ります。足の動き方やバランスの取得は、様々な場面で必要になっていきます。走る、跳ぶ、投げるなどでも必要になります。沢山足を使う事で、大人に近い純真移動の入った歩き方にも変化していきます。そして、体を支えるために大きな役目を果たす「アーチ」が発達していく大切な時期。アーチを発達させるためには、足指をしっかり使った歩き方をすることが大切になります。足のバランスも内側に傾いているものの、つちふまずにより、X脚からP脚へと変わっていきます。

赤ちゃんの軟骨幅広ペタッと足から
足を使う事でつちふまずやアーチが作られ、
それによってO脚→P脚→X脚→P脚と変化していく。

足はどんどん大きくなる!

赤ちゃんの足は、2歳半から3歳頃までは成長が大きく、大体3ヶ月ごと5㎜成長していきます。その後は、半年に5㎜ごと成長していく形になります。足は毎日少しずつ大きくなるため、変化に気づかなかったり、小さなお子様の場合は自分で「小さくなった」と言えないので、定期的な計測や、靴のつま先を親が触ってきつくないかチェックしながら変化に気づきましょう。

赤ちゃんから2歳半3歳頃までは3か月で5㎜も成長する!
その後半年に5㎜の成長が続く!

成長と共に起こるトラブル!

足は、1年に1cmほど18歳くらいまで毎日成長していきます。成長が早い分、なかなかその時に合った靴が履けていないことも多く、自分に合っていない靴を履きつ図けることで、変に力が入ってしまったり、地面を上手く蹴れなかったして次第にトラブルが発生します。代表的なトラブルを見ていきましょう。

外反扁平足(がいはんへんぺいそく)

立った状態でつちまずはっきりとわからない為アーチが見てとれない。これは、かかとを後ろから見たとき、外を向いている状態のことを言います。よく靴の内側だけすり減っている子どもは、この状態が多いです。これによって、歩行が不安定になったり、すぐ疲れてしまう、外反母趾などの足指トラブルの併発、激しく運動した際や沢山運動した時は、足裏や膝・股関節などを痛がることもあります。

外販偏平足
足が内側に倒れこんでいる

開張足・浮指

アーチの形が崩れて足の甲がべたっと広がった状態のことを開帳足と言います。重心が不安定になりバランスも崩れ、足裏にタコができたりします。もう一つが、足の指に体重がうまく乗らないために、足の指が浮いた状態の浮指です。これは巻き爪に繋がったりもします。これにより、足幅が広くかかとが小さい状態になり靴が合わなかったり、つま先のしびれ、血流悪化による足先の冷たさ、足の疲労増加疲れるいった症状が出る場合もあります。

たびたび出てくる足のアーチとは、「足の骨と筋肉などから作られる弓なり状の構造」のことです。足にはこのアーチが3本あり、頂点3点で体重を支えています。「アーチが崩れる」とは、足にかかる衝撃を和らげることができず、足が疲れやすくなり、足より上へと衝撃が伝わって膝や腰へも負担がかかるということで、足だけでなく膝痛・腰痛にもつながります。

3つの足のアーチ

子どもの足は柔らかいからすぐに良くも悪くも成長が進む!

今回話したことで、子どもの足の成長スピードに驚きつつも、子どもがすぐに足が痛いという事もあながち嘘でもないかもと思ったママ・パパも多いと思います。

子どもの成長を知ることで先をイメージしたりちょっとしたストレスも減ると思います!是非、今後はこの知識を生かしてみてください!

子どもの足の成長スピード速く、
柔らかいが故に日々の足の環境により、変形やバランスの変化が伴っていく!