食事マナー!食べ遊びはなぜ起こる!子ども食器についてなにがいい?

2021年2月11日うごき島,グルメ

食べ遊びは子どもの成長に必要な事でもある!食器で伝えるマナー!

食事の環境で一番気になるのが椅子と食器や食具!今日は、保育園が各年齢ごとに大切にしている食育を伝えながら、家庭でも食器や食具、椅子などの環境を考えてもらえたらと思いお話していきます。

子どもの食器は、割れるものがおすすめ!
食べ遊びは子どもに必要な成長過程でもある!

食べ遊びはどうして起こる?

NHK 育児情報番組「すくすく子育て」でも、「子育ての悩み」について調査を行なったところ、最も多かった悩みは「子どもの食事」についてでした。偏食や離乳食の悩みももちろんありましたが、「食事のマナー」、いわゆる「遊び食べ」の悩みが一番多かったです。「遊び食べ」と言う言葉を聞くと、こどもが食べ物をぐちゃぐちゃとつぶしたりかき回したり、お皿やコップを投げたり、スプーンなどで食器を叩いたりと言った行動が目に浮かびます。


子どもの発達の中で、遊び食べが激しくなってくるのは大体9〜10ヶ月頃からが多いと思います。ある調査では、保育園児およびその保護者を対象に子供の食事について気になる点として「遊び食べ」と回答したのは、1〜3歳の保護者が多かったそうです。

なぜ子どもたちは、「遊び食べ」をしてしまうのでしょうか。原因は、0〜2歳の子どもは「感覚運動期」と言う時期にあり、「何かを触ってみたら感触がおもしろかったので、何度も触る」といった「循環反応」が見られるのが特徴です。つまり子どもは、好奇心を持ってあらゆることを試し、五感をフルに使って楽しんでいるだけなのです。「遊び食べ」が発生してしまうのは、子どもの成長において自然なことであり大切な事なのです。

そのほかの原因として考えられるのが、「試し行動」があります。大人の反応を楽しむために、気を引き、わざと困らせるようなことをしたり、悪い行動をしても自分のことを受け入れてくれるのか試したりしている可能性もあります。

食べ遊びは、成長過程のひとつであり、
必要な経験!
もう一つは、ママの反応を楽しむ試し行動!

子どもの食器は割れるものにするメリット!

こどもの食器セットを購入する際、「割れない食器」を探す方は多いと思います。子どもは、故意ではなくても不注意で食器を割ってしまうことも多いですよね。それを事前に回避するには割れないほうが良いというのはごもっともです。更には、子どもの遊び食べをしょうがないというなら、割れるものは危険ではないか!!それならとパパ・ママは、「なるべく割れない食器を」「壊れてもいいような安い食器を」と、プラスチックやメラニン樹脂、木製や竹製などの壊れにくい食器を買おうとするのが自然ですよね。

しかし、それはその時の子どもに合った安全対策であり、食事のマナーを伝えたいと思うなら陶器になります。食器とのおつきあいは今後ずーっと続きます。外で食べることもありますよね。家庭では子どもに合わせることは可能ですが、外で食べる時わざわざすべて割れないものにすることは難しいかと思います。

子どもが遊び食べをした際には、ただいけないこととマナーを伝えるのではなく、「どうしてダメなのか」を伝える必要があります。

たとえば、子どもが食器をわざと叩いたり、落としたりしたとしましょう。その際、プラスチックなどの割れない食器であれば、「なぜダメなのか」子どもに伝わりにくいです。「落としたって壊れないし、音が鳴っておもしろいからいいじゃないか」と感じてしまう子どもが多いのです。

しかし、陶器などの割れる食器であれば、乱暴に扱うと、プラスチックを落としたときとは違う大きな音とともに壊れて使えなくなってしまうので、子どもながらにショックですし、悲しい気持ちになります。その際に「割れちゃったからもう使えなくなってしまったよ」など、「なぜいけないのか」を伝えることで、徐々に子どもも「なぜ食器を乱暴に扱ってはいけないのか」理解できるようになっていくのです。

保育園でも時に乱暴に扱ったり、ハプニングによって保育士がお皿を割ってしまう事もあります。その時こそ、学びの機会が訪れます。もちろん、片づけは大変です。保育園ではクラスの子どもを全員移動させて清掃を行うなど割れてしまったら本当に大変ですが、それでも子どもたちにしっかりとマナーを伝えるために陶器の物を使っています。

食事のマナー、食器の扱い方を学ぶためには、
陶器のお皿が割れてしまう事も学ぶ必要がある。
子どもは見て聞いて感じてわかるため、
本物を使う事でマナーを伝える
必要がある

長い目で見たマナー教育は、本物に触れながら学ぶ!

食材に触れること、触ったり握ったりしながら感触を確かめたり、味を確かめたりしながら食事は始まります。手でその食材を知った子どもはスプーンやフォークの使い方もしっかりと考えることが出来ます。柔らかい・硬い、つぶせる、つぶれちゃうなど手で学びながら、子どもはスプーンやフォークに移行していきます。

お子さんがこの食べ遊びに入ったら、とことん汚れてもいい環境を作るのもストレス軽減になります。中には、洋服を脱いではだかにエプロンをする子どもや床はブルーシートの家もありました!イライラするよりとことん八他のためにやらせてあげるのも意外と早い成長に繋がるかもしれません。

食具の扱い方も、たたいた時の音や割れてしまった事実を見て、いけない事を感じ取ります。時には片付けが大変なこともありますが、外食等で割れることを知っている子どもと、いつもプラスチックで落ちるだけの体験しかしてない子どもは大きな違いがあります。是非お家だからこそ、失敗しても良い、失敗から学ぶ機会を作ってあげましょう。

触って、たたいて、握って、落として、
食べ遊びで学ぶ!食事のマナー!

家庭だからこそできる失敗して学べる食事のマナー!