気になる子について?どうしたらいい?保育園編

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気になる子は≠障害がある子

「気になる子」と言うワードを多く耳にするようになり、私は保育士として良く使ってもいますが、皆さんはこんな風に考えていませんか?

気になる子=障害のある子

私は、それは間違っていると思います。タイトルでも「気になる子≠障害のある子」と書きましたが、私は15年以上大学から障害を持つ子どもとも健常の子どもとも関わってきましたが、どちらの子どもにも「気になる子」と言う言葉を使ってきました。

これは私の個人のとらえ方もありますが、保育園での対処方法を踏まえて「気になる子」について話していきたいと思います。

気になる子≠障がいのある子

気になる子は、気にかけるところがある子であり、
普通だと生きづらそうなことがある子どものこと

気になる子は、気にかける必要がある子

私もたくさんの子どもたちを見てきて、障害が判明した子どももいましたし、気になる子としてサポートを得ながら生活している子どももいます。障害があるないは決してゴールではありません。障害があってもなくてもその子どもはこれからも生きていきます。だから障害があるかないかが大切とは私は思いません。

「気にかける必要がある子」とはどんな子どもか特徴を保育園で多い事例であげていきます。

  • 動きが激しく突然飛び出したりする子
  • 癇癪を起してなく続ける子
  • 座っていられなくて立ち歩いてしまう子
  • ひとりごとをずっと行ったり大きな声を出してしまう子
  • お友達に噛みついたりたたいてしまう子
  • 食事の偏食が激しい子
  • お友達と一緒に遊ばず、一人遊びの子 など

他にもありますが、こういった子どもの姿を見つけると「気になる子」と言うワードがまず出ます。しかし、保育園ですぐに「この子は、障害を持っている子どもかもしれません。」とママ・パパに言う事はありません。

そこでまず行うのが、「気にかける必要がある子」として、どういった対応が必要か保育園は考えていきます。
上にあげた特徴をもつ子どもに合わせていくつか対応をあげてみましょう。

  • 座っていられなくて立ち歩いてしまう子
    →その子の場所を明確にしてスペースを作ってあげる。椅子に個人マークをつけたり、仕切りで囲んだスペースを作るなど
  • お友達と一緒に遊ばず一人遊びの子
    →保育者が間に入り関わりを持たせたり、まずは保育者と関わって遊んだりする時間を作るなど
  • 食事の偏食が激しい子
    →苦手なものを減らす習慣や好きな物のために少しでも苦手なものに挑戦する機会を作るなど

このように、まずは「気になる子」を見つけたら、「気にかける必要がある子」と認識し対応を考えることがまず第一歩です。

気になる子は、気にかける必要がる子

まずは必要な対応を考える!

保育園の保護者への伝え方は?

みなさんは保育園についてどういったイメージでしょうか。遊び場?学び場?学校?でしょうか。

保育園は、家庭でできない養護を補完し、就学に向けて教育をしていくところです。そこで、養護の補完する保育園は、家庭よりも長く子どもがを過ごす場所になっている今、子どもの姿を見て家庭にその姿を伝えることも大切な役目です。もちろんママ・パパが見て気づくのが一番ではありますが、保育園での姿をずっと見ることはできないので、保育者が伝えて知ることになります。そして、保育園にもカリキュラムがあるようにに3歳以降は就学前の教育として小学校に無事に入れることをイメージしていきます。

その中で、もっと気にかけないと難しいことがある、でも保育園では難しい。家庭にも協力してもらえたらもっとその子が生きやすく生活できる。という状況になり、ママ・パパにも伝えていく必要がでてきます。

しかし、保護者に伝えることはとても難しく、保育者の悩みのランキングでも上位になります。そこで一つの例として私の伝え方をお話しますが、これは自治体や園、先生によってかなり異なることをお伝えしますので、参考程度に聞いてみてください。

保育園から保護者への伝え方
①子どもの気になる姿について
例)○○ちゃんは座っているのが苦手なようですぐに走りまってしまうんです。
②保育園で気にかけて対応してみたこと
例)○○ちゃんの椅子に○○ちゃんのマークを貼ってみたんです。そしたら少し長く座れるようになりました。
③家庭での姿の確認と共有
例)○○ちゃんお家では座っていられないことはありますか?

このように、保育園での姿と家庭での姿をお互いに知ることで、まず互いに同じことが気になるようする事。その次に、気にかけて対応してみたことを家庭でも気にかけていたら同じ対応をしてもらう事。これの繰り返しがまずは大切だと私は思います。

保育園での気になる姿をママ・パパに伝え、
家庭での気になる姿を聞く!

互いが気になることを一緒に気にかけて対応していく。
対応してみた事で上手く出来た事は共有し続けていく。

まずは信頼関係を築くことが大切!

障害については保育園が保護者に話すときは。。

保育園には、それぞれの年齢に合わせた保育者の人数が決まっています。3歳になると大体が多いところで2人、少ないと1人で20人の子どもたちを見ることになります。そういった中で、保育園が保護者に対して施設へのつながりをすすっめるのは、大きく2つのタイミングがあるかと思います。

一つ目は、気にかける対応によっては続けたくても続けられないことがある時です。せっかくできるようになっていたことを止めてしまう事は子どもにとって良くありません。しかし、年齢と共に手をかける保育士は減っていきます。そこで、保護者に相談する事があります。これは、保育士の加配確保のためです。

障害があり必要な対応があると認めてもらう事で、保育士の人数を増やしてもらうことが出来ます。これを加配保育士と言います。保育士1人雇うにはかなり多くお金がかかりなかなかできません。しかし、障害があるとある程度認められることを公に申請することで、負担を軽くし、その子どものために保育士を1人つけていくことが出来ます。

もう一つは、就学に向けて普通級では困難なことが予想される時です。通常3歳児の間には出来るだけ保護者の方に伝えることが多いです。と言うのも、「出来れば普通であってほしい」と言うママ・パパの気持ちを汲み取って、3歳からその子に合った対応を見つけ、行っていくことで、「○○があれば○○が出来る」と言う法則を見つけ、それにより気になる子でも障害判定はなくても普通学級に行きその子に合った対応をつけてもらえることがあるからです。保育者は、出来るだけそうなって欲しいために早めに相談をしています。

保育者が保護者に施設への繋がりを要望する時は

加配保育士の確保をしたい時
就学・普通学級に向けて早めに取り組みたい時

障害と言われることが不安、怖い

私がよく気になる子のママ・パパと面談をする際に聞くのが、ママ・パパの「不安や怖い」と言う言葉です。その一番の原因が、「施設に行ったらうちの子は障害児と言われるかもしれない。」と言う思いからです。

しかし、施設に行ってその日に「この子は障害児です」と言われることは100%ありません。これには、きちんとした理由があります。支援施設などでは障害判定をする人はいません。障害判定は指定されたクリニックに受診し、その際に判定されます。もちろん、その必要があれば、クリニックに一度見てもらう事を勧められるかと思います。

ですが、それは必要になった時かと思います。加配保育士や小学校での支援員の確保、普通学級では困難な為に支援学級に入るなど、どうしてもその子が進むために必要な環境を整える際に障害があるという証明が必要になった時です。

では、保育園から依頼があったらどんな流れになるのか。市や区によって異なることはありますが、大体の流れをお話します。

  1. 保育園の先生と面談をする
  2. 保育園の先生に教えてもらった相談機関に相談する
  3. 相談した機関に勧められ施設にて面談をする。
    ここでは、初めはママ・パパだけ行くパターンと子どもと一緒に行くパターンがあります。保育園の姿をまとめたものを持ってきてくださいと言われることもあります。その時は担任に相談しましょう。1回目にママ・パパだけだった時は2回目におやこでいくことになります。
  4. 施設での面談をしてみて、施設が必要な対応を判断します。
    お子さんの特徴を伝えて、それに合った対応については施設への通所やほかの療育機関への通所、保護者支援などがあります。

このように、支援施設に通う子の多くが障害判定なく通所をしていることが多いのです。それにより、現在支援施設に定員を超える支援希望者が多く、なかなか支援がすぐに受けられないという現実があります。それもあり、なるべく早く適切なお対応がしてもらえるように保育園が進めることもあります。

故に、障害判定が必要な場面は少なく、支援施設に相談することで「この子は障害児です」と言われることは支援が始まってからまた時期を見てになります。

相談することで障害児と決めつけられるのが不安や怖い
ママ・パパへ

支援施設では障がい者と言われことはない。
保育園と同じで、その子を見てもらい特性や必要な対応を見極めてもらう場所。
保育園と違うのは、保育士よりも
障がいを持つ子どもの特性を知っている分
必要な対応がより正確になる事。

保育園でできない支援を施設が補ってくれる事。

どうでしたか?1・2・3歳児検診や入園前検診で「気になる子」と言うワードを言われたり、再受診や2次試験になってしまったママ・パパたちの不安や怖さを少しでも軽減出来たら嬉しいです。

Makanaの子ども相談

Makanaでは、オンラインやご自宅に行っての子ども相談を行っています。保育園には通っていない家庭で保育している子どもさんのママから多く依頼があります。上にあげた特徴やそれ以外にも気になる子どもの姿を相談していただき、保育士として沢山の子どもの姿をもとに、足りないものや気にかける必要があることについてお話しています。

是非、「気になる子」と言われたママ・パパや気になると子かもと不安なママ・パパ、まずは障害とは絶対に言わない現役保育士にお話ししてみてください。
Makanaは、子どもがよりよく生きるためにママ・パパたちが出来ることを出来るだけお話していきたいと思っています。

子ども相談についてはLessonをご覧ください。